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初心者による初心者のための初心者写真講座② ~ 人形撮影編。

今日は年間レポートの締め切り日。



初心者による初心者のための初心者写真講座② ~ 人形撮影編。_b0137896_10522872.jpg



まじでこんな感じでしたよー(涙)
無理矢理終わらせましたよーw



ってな訳で、今日は初心者写真講座第2弾、【人形写真を撮ろう①】です(とりあえず①w)
第1弾で期待させてしまった方、申し訳ありません。
やってる者が素人なもので(汗)、普通の【カメラを上手に使うぞ】講座は出来ません。
まじめな機材やカメラ設定の質問をしていただいた方、的確にお答え出来なくてすみませんでした。
多分数回やったら、「あー、こういうことをやりたいのね」ということが明確になるかと思いますので、
もうしばらくお付き合いいただけますようよろしくお願いします。



人形写真って意外に奥が深いものです。
ただ着せ替えて並べて撮るだけでは、ワンパターンになりがち。
ブログやHPで素敵な人形写真を見つけて、「わー! 私もこんな写真が撮りたい!」と人形を買ってはみたものの、
自分が撮ってみると、「・・・なんか違う。 動きがない。 笑ってくれない」ということも(そういうことってない?)



今日の課題は、【どうやったら活き活きとした人形写真が撮れるのか】
勿論自分も模索中ですが、その経路で発見したコツなどを紹介したいと思います。
興味のある方は、【つづきべや】へどうぞ♪






① 光の使い方



初心者による初心者のための初心者写真講座② ~ 人形撮影編。_b0137896_1184176.jpg



私のブログでは小春の緑目をよく見かけると思います。
ブライスの緑目が好きだからという理由もあるんですが、一番の理由は、「そこに窓があるから」。
貴重な凌のブライス撮影スタジオの様子を・・・



初心者による初心者のための初心者写真講座② ~ 人形撮影編。_b0137896_11124868.jpg



こうやって見るとかなり間抜けですね(笑) これは私がよくブライス撮影をしているダイニングルームの食器棚の上。 
床材は、ランチョンマット2枚使いw レフ板は外してあります。 
そんなことは放っておいて、左から光が入っているのがわかりますでしょうか?
ブライスの場合フェイスプレートの中にアイチップが入り込んでいるので、
そのアイチップに光を含ませるようにして撮影すると表情が活き活きとしてきます(目がきらきら)
momokoやリカちゃんのように目がペイントの場合は、目の向きの方から光を当てると反射してしまうので
反対側の向きから当てた方が効果的です。



光はなんと言っても天然太陽光が一番。
照明を使うことも可能なんですが、太陽光を表現するには最低ライトが2個(上からと横から)、
ライトの光をソフトにするスクリーン(ハトロン紙のようなもの)2枚(+レフ板)が必要になり、
一般家庭では扱いづらい(というか収納に困る)大道具なのでお勧め出来ません。
勿論「うちには収納用の蔵があるから大丈夫♪」という方は是非!w
どうしても夜電気の光の下で撮影しないといけないという方には、カメラのホワイトバランスを勉強することをお勧めします。
(ここではやりません・・・ 多分・・・ しばらくは(笑)
レフ板の使い方はまたの機会に。 (うけらさんが以前に作り方を紹介して下さっていた記事はこちらで)



② 小物を多量使用する



自分にとって人形を活き活きと見せるのに絶対に外せないものは【小物】です。



初心者による初心者のための初心者写真講座② ~ 人形撮影編。_b0137896_11375895.jpg



一度自分の生活の場(部屋とかリビングとか)の写真を撮ってみて下さい。
綺麗に片付けているつもりでも、撮った写真を見た時、「うわー! ごちゃごちゃ!
こんなところにこんなものがっ?!」とびっくりする方がほとんどだと思います(勿論私も含み^^;)
普段はそういう細部のごちゃつきに目が慣れてしまって見えてもいないんですよね。
これを人形撮影に利用します。 必要最低限プラスαの小物を画面に散らすと、
いかにもそこで人形が生活しているように見えて効果的(ティッシュの箱とかは無駄に生活臭が出るのでお勧めしませんがw)
人形の前、そして後ろにも(勿論ぼけ具合を利用して)小道具を置くと、本物らしさが出てきます。



*ちょっと横道*

映画Toy Storyはご存知ですよね?
あの映画がコンピューターアニメの世界で有名になった最大の理由は、【背景の作りこみ】だったのです。
それまでのコンピューターアニメというのは、勿論メインのキャラクターやその場に必要なものはしっかり作りこんであったのですが、
背景は殺風景だったため(壁は単色、でこぼこもなく額も鏡も飾っていない、
モデルルームのように棚に何も飾られていない等)現実味に欠けていたそうな。
この映画では、「そんなところまで凝らなくても・・・」という背景の細部にまでこだわって作ったため(壁のしみまで!)、
まるで現実の世界を小さくしたような(Toy Storyですし)セッティングの中でメインのキャラクターが動くことで
どきどきわくわく感が出たということです。



そういうセッティングをちゃちゃっと作るために、ある程度の準備が必要です。
これは私がよく使う小物の一部。 まとめて一箇所においてあります。
籠に入れてダイニングに。 撮影が終わったらポイポイっと籠に入れ、籠ごと片付けるのでスピーディ。



初心者による初心者のための初心者写真講座② ~ 人形撮影編。_b0137896_11435641.jpg



凌とオフ会をしたら、小春のバッグの中身が見れるかも?(なくさないと約束していただければお見せします(笑)
パスポートにペン、スケジュール帳、財布、ノートパソコン、お菓子、小さな携帯・・・とお出掛けグッズがわんさか。
小春は凌の生活を再現してくれることが多いので、お出掛け小物は必需品(言語療養士には文房具が必需品w)
ちゃんとメイク道具も持って来いと言われてしまいそうなセレクションです。
そしてバッグに入りきらないものは、ビニールの袋に。
お出掛けバッグと同様、凌の生活を再現しようと思ったら飲み物は欠かせません(笑)
コーヒー、紅茶、ダイエット7UP、水の入ったボトル・・・ コーヒーは○タバ風紙カップにタンブラー、
他のコーヒー屋さん風のテイクアウトカップ、ソーサーのついたカップ、コーヒーの入ってないマグまで(どんだけ飲むねんw)
リーメントのばらばらになるティーセットより、ソーサーやスプーンまで固定されているストラップのような
ミニチュアがスピード撮影には役立ちます(コーヒーはかりんさんからいただいたドトールのストラップ、
紅茶はSakura★さんからいただいたリプトンストラップ)
飲み物はこれが定番ですが、食べ物は時々入れ替えます(まぁ、いっぱい持ってますし^^;)
首にもかけられるカメラは小春のお気に入りなので常備。
そして人形の手に小物を固定する道具をいくつか(詳しくはこの下で)



勿論全てのミニチュアを籠に入れてはおけませんので、「この撮影にはこれが必要!」というものはわざわざ出してきます。
そして、そのわざわざ出してきた小物にプラスしていつもの小道具をセッティング。
そうすることでごちゃごちゃ感がアップして、人形がいかにもそこで生活しているような雰囲気が出てきます。



初心者による初心者のための初心者写真講座② ~ 人形撮影編。_b0137896_1255978.jpg



この場面でメインの小物は、「地図、パスポート、一眼レフ(見えてませんけど(汗)」
それにいつもの小物を加えてます(花瓶、お菓子、スケジュール帳、携帯(地図にのってる)、コーヒー、
背景のキッチンにあるル・クルゼの鍋、植木鉢)
このごちゃごちゃとしたいつもの小物を散らかすことで、「今おうちに帰ってきてかばんの中を出してみた」みたいな
雰囲気が伝わるんじゃないかと・・・(一応努力している)



③ モノを持たせる



初心者による初心者のための初心者写真講座② ~ 人形撮影編。_b0137896_11282736.jpg



大事な小物を用意したら、それを人形に持たせる方法を考えなくてはいけません。
勿論関節の曲がる・回る人形は腕に動きが出るので、物を持つ手に表情を出すことが出来ます。
それに対してブライスのような腕が曲がらない人形に物を持たせることは難しいので(角度的に)かなりの工夫が必要です。



とりあえず、片手に物を持たせる方法。



初心者による初心者のための初心者写真講座② ~ 人形撮影編。_b0137896_1231076.jpg



ちょっと懐かしい写真w
私が愛用しているのは、練り消しのようなSticky Tackというもの。
ポスターなどを壁を傷つけずに一時的に貼り付けるパテみたいなものです。
セロテープや両面テープでも出来るんですが、テープだと平面なため手のカーブに沿わない小物を
固定するのが難しいです。 パテ状のものなら、その形に勝手に変形してくれるので接着面が大きくなり
しっかり(と言っても仮固定ですけど)ホールドすることが出来ます。
テープと同じく水や油には弱いのでお気をつけ下さい。
青いものが一般的みたいですが、探せばアイボリーのものも。
この大きな(笑)携帯の場合は完全に隠れていますが、物によってはパテが見えてしまうことも。
その場合は、フォトショップ(または他の写真加工ソフト)で消してください。
消すのを忘れたらあえて無視(またはネタにすることw)



ブライスには更なる課題が・・・
それは、「腕が曲がらない&外に反っている」
それを一時的に矯正するのに、透明のゴムを使います。



初心者による初心者のための初心者写真講座② ~ 人形撮影編。_b0137896_1237126.jpg



必死にDSをする小春(笑)
手のところに微妙に透明のゴムが見えているのがわかりますか?(わざとよ、わざとw)
直径が小さめの透明のヘアゴムを両手にかけて、手を中央に寄せるようにしています。
持つものによって、手首にかけたり親指の下(指4本)に引っ掛けたり。
このゴムでは手を組むまでは近づけられないんですが、左右の手が2cmくらいの距離になるまでなら
近づけることが可能です。 更にこのゴムの上に小物をのせることも(そしてゴムを隠すw)
色つきのゴムを使うと手に色移りすることがあるらしいので、透明のゴムを使ってください。



今日のポイントはこの3点。

① 光の使い方
② 小物を多量使用する
③ モノを持たせる



勿論「これが絶対」というコツではありません。
小道具なしで素敵に人形写真を撮っていらっしゃる方は沢山いらっしゃいますし、
太陽光でなくても上手に照明を使っていらっしゃる方もいらっしゃいます。
私の場合は、「いかに小春をそこで生活しているように見せるか」を目標としてるので(今のところは)
こんなポイントが役に立ってます・・・ということ。 皆様の参考になれば嬉しいです。
by a-midwinter-n-d | 2009-06-13 13:23 | PHOTO
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